校訓
昭和4年制定
 石田彰校長(昭和4年3月〜昭和11年1月在職)赴任後間もなき頃、「この天下有数の学校にして、校訓無きは不可解の事にして、実に可笑しい事実であるよ」乃ち不日、然るべき日本古典を猟渉し、近隣なる僚校に厚意に依る校訓の寄与を要請し、多数の典籍と僚校の令範を抄録編集し、学校に適したるを検討配列し、更に衆議に附して慎重に決定したるが現行の校訓である。
(「60年のあゆみ」田島純逸氏の文章より)

校訓の内容
 生徒は教育に関する聖旨を奉載し、校訓を遵守して人格の完成を図り以て農村の中堅人物たるを期せしむ。
 「明るく 浄く 眞面目に考へ 雄々しく働け」
 是我日本精神を表徴する宣命文の『明るく浄く直き 誠の心』を核心として更に農業教育の特異性と本県の県民性とを考慮して昭和四年に制定しものにして教授訓練及校友会等の施設経営はすべてこの校訓の徹底を図ることを目的とす。

一 誠実を旨とし忠孝を励むべし
二 俯仰天地に恥じず公明快闊なるべし
(注一)俯仰天地(ふぎょうてんち) :上を向いて天上の神々に対し、下を向いて地
                   上の人々に対して少しも恥ずかしくない意。
(注二)公明快闊(こうめいかいかつ):公正で私意がなく、気性がさっぱりとして度
                   量が広く、物事を苦にしないこと。
三 規律を正しくすると共に自己の環境を清浄ならしむべし
四 自発的精神を以て学業に精進し工夫独創の能力を養成すべし
五 自然に親しみ作物家畜を愛護すべし
六 農業の尊重なる所以を体得して職業的信念を確立すべし
七 勤労と尊び堅忍持久節約利用の美風を養成すべし
八 心身を鍛練し、質実剛健の校風を発揚すべし
九 礼節を重んじ師長を敬い幼少の慈しむべし
十 社会生活真義を了解し共同自治以て共存共栄の目的を達成すべし


明るく浄く
   真面目に考え
       雄々しく働け